保育所における感染症の現状と課題
書誌事項
- タイトル別名
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- Infection-related Problems and the Current Situation in Nursery Schools
抄録
本研究は、保育所における感染症対策の現状を知るため、認可保育所1施設に 2017 年度の年間を通して、どのような症状で保育所を休み、集団感染が広がっていく状況を調査した。その結果、年間を通して発熱で保育所を休む子どもが多い結果となった。特に 0 歳児クラス 1 ヶ月平均 59%、1 歳児クラス 1 ヶ月平均 43.3%の子どもが、毎月何らかの感染症により熱を出し休んでいる。クラス内で同時期に続けて複数人同じような症状で休んでいる。その中でも手足口病は 0 歳児クラス 12 名全員が感染しており、集団生活で一度発生した感染症の拡大防止をすることは難しいことがわかった。幼児クラスでは、季節的な感染症の流行時期以外はほとんど感染症の発生がなく、インフルエンザの流行時に、3 歳児クラスはインフルエンザ B 型がクラス内で広がっている。感染症対策はクラスごとに対応を検討する必要があり、特に乳児の生理的特性を踏まえた感染症対策が大きな課題である。
収録刊行物
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- 秋草学園短期大学紀要
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秋草学園短期大学紀要 (35), 43-53, 2019-03-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288741495680
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- NII論文ID
- 120006730959
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- ISSN
- 09109374
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles