都市生態系へのオゾン汚染の影響:実験的研究によるJSTへのとり組み

HANDLE オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Urban ecology under Ozone pollution: an experimental approach with a Free-Air Controlled Elevated (FACE) O3 system supported by the JST (Japan Science and Technology Agency)

この論文をさがす

抄録

多くの開発途上国が直面するのが大気汚染である。これを低減するために緑地を用いた適応的対策への指針を与えることが本研究の課題である。このために北方生物圏フィールド科学センター(FSC)札幌研究林実験苗畑の開放系オゾン付加施設を利用した研究を進めている。表記課題は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(略称JST)の国際共同研究イノベーション拠点研究の連携プロジェクトの分担研究である。この研究内容は以下に詳説するが、我々は、日本側のモデル実験の実証的アプローチを分担している。そこで、本稿では、いずれも大学間協定校との共同研究を基礎に、ドイツとの野外調査の概要と、中国側の提案者の曲来葉氏(中国科学院・生態-環境研究センター:旧・北方森林保全学講座OG)らの実験施設も紹介しながら、JST研究「都市生態へのオゾン汚染の影響:モニタリング、評価そして緩和」(YY2019~2021)へのとり組みを紹介したい。

収録刊行物

  • 北方森林保全技術

    北方森林保全技術 37 11-17, 2019-12

    北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001339170761088
  • NII論文ID
    120006773336
  • NII書誌ID
    AA11393691
  • HANDLE
    2115/76338
  • ISSN
    13445855
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ