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抄録
全国の検疫所では、検疫感染症の侵入を防ぐために海外から来航する船舶や航空機及び港湾・空港区域で媒介動物(ねずみ族・虫類)を捕獲し、病原体の保有状況を調査している。東京検疫所では、小笠原父島二見港を管轄し2015年より2019年まで前途の調査を行った。ねずみ族については、クマネズミ、ハツカネズミの生息を確認した。クマネズミの捕獲率は6.2%、ハツカネズミについては0.1%で、クマネズミの捕獲率は全国の検疫所での過去5 年間の調査結果と比べて高かった。蚊族はアカイエカ群とヒトスジシマカを確認した。これらねずみ族及び蚊族が媒介可能となる検疫感染症の病原体の保有調査をした結果、汚染は確認されなかった。
収録刊行物
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- 小笠原研究年報
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小笠原研究年報 (43), 113-119, 2020-06-30
東京都立大学小笠原研究委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050848650221857920
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- NII論文ID
- 120006882287
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- NII書誌ID
- AN00289259
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- ISSN
- 03879844
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- HANDLE
- 10748/00011694
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles