廃棄物埋立地からの浸出水の処理―蒸発法の検討―

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タイトル別名
  • Treatment of Leachate from Landfill: Experimental Study of Evaporation Methods
  • ハイキブツ ウメタテチ カラ ノ シンシュツスイ ノ ショリ ジョウハツホウ ノ ケントウ

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抄録

今日, 廃棄物埋立地からの浸出水は塩類を高濃度で含み, そのままでは環境を汚染するので捨てられない. 現在, 主として膜分離法により浸出水を処理しているが, 得られる塩類の濃縮水はさらに2次処理が必要となる. そこで, 蒸発法により一段処理を開発した. 浸出水を噴霧し水分を蒸発させる噴霧法と, 浸出水を布に含浸させて水分を蒸発させる含浸法である. 実験の結果, 塩類濃度の減少は噴霧法で93%, 含浸法で99.7%であり, 熱効率は噴霧法で56%, 含浸法で28%であった.

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