書誌事項
- タイトル別名
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- Secular Change of Third Molar Agenesis in the Japanese Population
- ニホンジン ダイ3 ダイキュウシ ケツジョ ヒンド ノ ジダイ ヘンカ
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抄録
人の第3大臼歯は最も発生が遅く,形態変異も大きく,欠如率も高い。環境要因の影響を最も受けやすく,小進化を反映しやすい歯である。そこで,日本人集団の歯牙形態の小進化を考察する目的で,第3大臼歯の先天的欠如率を時代順に調べた。その結果,縄文時代人は欠如頻度が低く,ほとんどの第3大臼歯は発生していたが,弥生時代人になると急激に欠如頻度が高くなっていた。この急激な変化は,外来集団からの遺伝的影響によって生じたと考えられる。弥生時代人以降,欠如頻度はさらに高くなり,昭和初期にはピークに達した。その後,先天的欠如頻度は急激に減少し,第3大臼歯が存在する人は多くなっていた。昭和時代以降の変化は高栄養物の摂取と,それに伴う高身長化や性成熟の加速化によるものと思われる。<br>
収録刊行物
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- Anthropological Science (Japanese Series)
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Anthropological Science (Japanese Series) 112 (2), 75-84, 2004
一般社団法人 日本人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204469205632
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- NII論文ID
- 130000091880
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- NII書誌ID
- AA11307827
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- ISSN
- 13488813
- 13443992
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- NDL書誌ID
- 7198842
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可