書誌事項
- タイトル別名
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- Long-term clinical results of posterolateral fusion with compression-distraction rod system for lumbar degenerative sponlylolisthesis
- 北大式compression-distraction rod systemを使用した後側方固定術の長期臨床成績
- ホクダイシキ compression distraction rod system オ シヨウ シタ コウソクホウ コテイジュツ ノ チョウキ リンショウ セイセキ
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抄録
腰椎変性すべり症に対する手術治療は,神経障害に対する後方脊柱管除圧術と不安定性に対する脊椎固定術である.しかしながら,どのような不安定椎間に脊椎固定術が必要か,どのような場合固定術を必要としないか,またどの内固定金属がよいかといった疑問は十分に解明されてはいない.本稿では,腰椎変性すべり症の不安定動態特性をシネラジオグラフィーで検討した.そして,当科で1990年代半ばまで施行してきた北大式compression-distraction rod system(北大式combined system)の長期臨床成績を検討した.その結果,変性すべり症は,回旋運動より並進運動が主体であった.北大式combined systemの長期臨床成績は良好であったが,術前後弯変形がある症例では術後の矯正位の保持が困難であった.本病態に対する除圧単独,固定術併用,内固定金属の選択は,今後の重要な検討事項であり,大規模での臨床研究が急務である.
収録刊行物
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- 日本腰痛学会雑誌
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日本腰痛学会雑誌 10 (1), 40-45, 2004
日本腰痛学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204439854464
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- NII論文ID
- 130000136019
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- NII書誌ID
- AA11488721
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- ISSN
- 18821863
- 13459074
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- NDL書誌ID
- 7239717
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可