書誌事項
- タイトル別名
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- Three cases of esophageal rupture
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抄録
2009~2010年の1年間に,特発性食道破裂2例と異物性食道破裂1例を経験した.全症例でドレナージおよび破裂部縫合閉鎖術が施行されたが,症例1は発症8時間後に手術,症例2は発症4日目に胸腔ドレーン挿入,症例3は発症7日目に手術が施行された.症例1,2は術後経過良好であったが,症例3は術後10日目に大動脈破裂で死亡した.食道破裂は致死的合併症を起こしうる疾患であるが,発症からの経過が短いほど治療成績は良いとされており,発症後できるだけ早期に診断し対処することが重要である.
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 25 (1), 100-102, 2011
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679338898944
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- NII論文ID
- 10027421816
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- NII書誌ID
- AN10467885
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可