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- 大薗 恵一
- 大阪大学大学院医学系研究科小児科学
書誌事項
- タイトル別名
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- A bone-kidney axis: New concept
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抄録
CKD-MBD (chronic kidney disease-mineral and bone disorders) は,腎機能の低下に伴い,カルシウム・リン代謝異常,異所性石灰化および骨変形,成長障害などを呈する病態の総称である。また,リン代謝調節の主たる担い手であるFGF23 (fibroblast growth factor23) は骨で生産されるので,腎と骨の間には臓器連関があり,これをBone-Kidney axisと呼ぶ。FGF23が作用するには,1型FGF受容体と抗老化因子として発見されたklothoが必要である。高リン血症は,CKD-MBDの主症状であり,血管の異所性石灰化などを介して死亡リスク増加,心血管障害などをもたらす。腎機能が低下した患者では,蛋白質摂取量のコントロール,リン吸着剤投与などにより,適正な血清リン値に保つことがCKD-MBDを防ぐ上で重要である。
収録刊行物
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- 日本小児腎臓病学会雑誌
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日本小児腎臓病学会雑誌 23 (2), 189-194, 2010
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204338398592
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- NII論文ID
- 130000814263
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- ISSN
- 18813933
- 09152245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可