肝硬変　診断と治療の進歩　４．アルコール性肝硬変の臨床像　ウイルス性肝硬変との対比から

• 蓮村 靖

  金沢医科大学総合医学研究所

書誌事項

タイトル別名

• Liver cirrhosis.An advance on diagnosis and treatment.4.Clinical feature of alcoholic cirrhosis.The comparison with viral liver cirrhosis.
• ウイルス性肝硬変との対比から

抄録

アルコール性肝硬変の臨床像は,ウイルス性肝硬変のそれと基本的には変わらない.しかし,アルコール特有の肝障害機構を反映して,細小結節性で腫大型の形態をとるほか,発生率は積算飲酒量と相関して高度となり,女性がなりやすいという特徴が認められる.また,アルコールによる栄養障害および肝以外の諸臓器障害を伴って,離脱症候群,貧血,多発ニューロパチー,低P血症などの多彩な徴候をみることがある.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 80 (10), 1587-1591, 1991

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• アルコール性肝硬変
• 臨床像
• アルコール性臓器障害
• アルコール
• 小結節性肝硬変

詳細情報

• CRID: 1390001206439670784
• NII論文ID: 130000900360
• DOI: 10.2169/naika.80.1587
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• PubMed: 1774523
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/80/10/80_10_1587/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1992150611
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可