高レニン性低アルドステロン症の１例

• 仲里 政泰

  琉球大学医学部第三内科

• 村谷 博美

  琉球大学医学部第三内科

• 木村 頼雄

  琉球大学医学部第三内科

• 野田 晏宏

  琉球大学医学部第三内科

• 江藤 胤尚

  琉球大学医学部第三内科

• 柊山 幸志郎

  琉球大学医学部第三内科

書誌事項

タイトル別名

• Hyperreninemic hypoaldosteronism a case report.

抄録

天疱瘡と腎機能障害を有する症例で,副腎皮質ステロイド服用後に腎尿細管のK排泄能が低下し,高K性高Cl性代謝性アシドーシスが発現した.血漿レニン活性が高値,アンジオテンシンII濃度が正常にもかかわらず,血清アルドステロン濃度は著しく低かった.高レニン性低アルドステロン症によるIV型尿細管性アシドーシスと診断した. ACTH濃度もきわめて低く,ステロイドによるACTH抑制がアルドステロン産生の低下を来した可能性がある.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 78 (3), 414-415, 1989

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• General Medicine

詳細情報

• CRID: 1390001206443179776
• NII論文ID: 130000900976
• DOI: 10.2169/naika.78.414
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• PubMed: 2543719
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/78/3/78_3_414/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1989197898
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可