皮膚超音波検査法の基礎について

書誌事項

タイトル別名
  • Basic ultrasound sonography for dermatology

抄録

皮膚の腫瘍性疾患を診た場合,特に皮下腫瘍の場合は,理学的所見だけで確定診断を下すことは難しい。手術・生検などの侵襲を伴う検査を行う前になんらかの画像診断を行う必要は昨今の医療情勢からは必須と考える。皮膚科で行う可能性のある画像診断には単純X線,超音波,CT,MRIなどがあるが,超音波はその非侵襲性,利便性などからもっとも有用と考える。高周波プローブを用いた皮膚超音波検査について,その原理について述べるとともに,基底細胞癌,有棘細胞癌,悪性黒色腫などの表皮性腫瘍性疾患と,粉瘤,脂肪腫をはじめとする,皮下の腫瘍性疾患の超音波所見についてまとめ,その臨床的な有用性を示した。

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参考文献 (3)*注記

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  • CRID
    1390282679313063424
  • NII論文ID
    130000921812
  • DOI
    10.5227/skincancer.24.472
  • ISSN
    18843549
    09153535
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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