書誌事項
- タイトル別名
-
- Pathology of gastric MALT lymphoma
- 胃MALTリンパ腫の病理
この論文をさがす
抄録
胃MALTリンパ腫は, marginal zone B-cellを起源とする悪性リンパ腫である, Helicobacter pylori除菌療法によって改善することが報告され, 比較的予後良好な腫瘍として認識されている. 胃MALTリンパ腫に対する除菌の試みについては異論のないところであるが, 最近の研究成果から, 予後に関する諸因子が明らかになり, それにともなって治療法の選択も考慮されつつある. 本稿では, 内視鏡下で生検される微小な胃生検組織に対する, 的確な臨床病理学的診断の必要性もさることながら, MALTリンパ腫における免疫組織学的解釈や分子生物学的検索の重要性について強調した.
収録刊行物
-
- 日本消化器病学会雑誌
-
日本消化器病学会雑誌 100 (5), 540-545, 2003
一般財団法人 日本消化器病学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206396156672
-
- NII論文ID
- 130001070640
-
- NII書誌ID
- AN00192124
-
- COI
- 1:STN:280:DC%2BD3s3kvFClug%3D%3D
-
- ISSN
- 13497693
- 04466586
-
- PubMed
- 12772567
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可