書誌事項
- タイトル別名
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- A case of amoebic liver abscess complicated by a gastric fistula cured with oral medication only
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抄録
症例は26歳,男性.肝腫瘍疑いで近医より当院紹介となった.腹部CTで肝左葉に8×6cmの腫瘤を認め,肝膿瘍を疑った.上部消化管内視鏡で胃小彎に巨大な粘膜下の隆起があり,隆起上に膿汁が流出する潰瘍を認め,膿瘍の穿破と判断した.潰瘍の生検でアメーバ虫体が確認された.膿瘍のドレナージは行わず,メトロニダゾールの内服のみで治癒し得た.胃に穿破したアメーバ性肝膿瘍はまれな疾患であり,文献的考察を加え報告する.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 108 (8), 1413-1419, 2011
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681376740992
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- NII論文ID
- 10030298139
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 21817845
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可