再発大腸癌に対するXELOX療法中に発症した免疫性溶血性貧血の1例

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  • Recurrent autoimmune hemolytic anemia induced by XELOX chemotherapy for colon cancer

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抄録

症例は54歳女性.再発大腸癌に対する7次治療のXELOX療法中,4コース目day 4に浮遊感,全身倦怠感が出現,血液検査でHb 4.6g/dl,Cr 8.77mg/dlと貧血および腎機能障害を認め緊急入院となった.直接および間接クームス試験が陽性と判明,血清ハプトグロビン<10mg/dlより免疫性溶血性貧血と診断した.文献的な報告からoxaliplatinが免疫性溶血性貧血の原因として最も疑われた.<br>

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参考文献 (27)*注記

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