三角形マッピングのアルゴリズム

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抄録

3次元物体の表面をポリゴンで表現する方法、特に三角形化法は, CG・CAD・CAE・CAMによく使われる.CGや3DCADのソフトシステムを利用して, 多角形の辺の長さ, 面積, 角度, 中心などの計算だけでなく, その内部の画素 (ピクセル) の色素, 明度, 彩度などの特性値の表現, さらにテクスチャのマッピングなどができる.本研究では, 2つの三角形内の点のマッピングに注目し, “二重線分比例法”および“面積比例法”という二つのマッピングアルゴリズムを提案した。また, それらに基づいてコンピュータプログラムを開発し, 計算結果を考察した。幾何解析およびプログラムの計算結果により, 二つのアルゴリズムの有効性および等価性を証明した.これらのマッピングアルゴリズムは, テクスチャマッピングやメッシュマッピングや三角形内部点の特性の計算および高速3Dアニメーションなどに応用できる。

収録刊行物

  • 図学研究

    図学研究 36 (Supplement), 85-90, 2002

    JAPAN SOCIETY FOR GRAPHIC SCIENCE

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679612176128
  • NII論文ID
    130001819447
  • DOI
    10.5989/jsgs.36.supplement_85
  • ISSN
    18846106
    03875512
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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