季節性鼻アレルギーに対する星状神経節ブロック療法が翌年に及ぼした影響について

• 岡本 健一郎

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 伊藤 隆

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 高橋 厳太郎

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 八代 亮

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 樋口 比登実

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 新原 信子

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 増田 豊

  昭和大学医学部麻酔学教室

• 細山田 明義

  昭和大学医学部麻酔学教室

書誌事項

タイトル別名

• DELAYED EFFECT OF STELLATE GANGLION BLOCK FOR ALLERGIC RHINITIS

抄録

季節性鼻アレルギーに対して行なった星状神経節ブロック療法の効果が, 翌年度の症状発現にどの程度影響があるかについてアンケートを行なって調べた.回答者数は44例であり, 結果は鼻汁, 鼻閉, くしゃみの3つの症状について今年は出なかった, もしくは例年より軽かったと答えた者が, それぞれ77%あり, 高い値を示した.こういった追跡調査は何年も継続していく必要があるが, 今回の調査からは鼻アレルギーに対して星状神経節ブロックが有効であると考えられた.

収録刊行物

• 昭和医学会雑誌

  昭和医学会雑誌 46 (3), 423-426, 1986

  昭和大学学士会

詳細情報

• CRID: 1390282679812466176
• NII論文ID: 130001827063
• DOI: 10.14930/jsma1939.46.423
• ISSN: 21850976
• ISSN: 00374342
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1987135201
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可