十二指腸乳頭部に接したgangliocytic paragangliomaに対する局所切除術の1例

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  • Local resection of a gangliocytic paraganglioma near the papilla of Vater

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抄録

69歳男性.心窩部不快感を主訴に受診し,上部消化管内視鏡検査で十二指腸乳頭部に接して粘膜下腫瘍を認めた.ボーリング生検では確定診断がつかず,開腹手術により腫瘍を十二指腸乳頭部とともに切除し,胆管・膵管開口部形成を併施した.病理組織診断でgangliocytic paraganglioma(GP)と診断した.乳頭部に接するGPで筋層浸潤が疑われる症例では,本術式が有用であると考えられた.<br>

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参考文献 (14)*注記

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