書誌事項
- タイトル別名
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- Detection of target coronary artery by epicardial ultrasound in coronary artery bypass surgery
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抄録
冠動脈バイパス術において,心外膜の厚い線維脂肪組織内や心筋内を走行する冠動脈の同定はしばしば困難である.当施設では,術中に心外膜から冠動脈の直接的な評価が可能な小さなトランスデューサーを備えた高周波超音波装置(Medi-Stim社,Veri-Qc)を2010年7月から導入した.埋没冠動脈の症例で特に有用であったため,その経験を報告する.2010年7月から2011年7月に施行した単独オフポンプ冠動脈バイパス術89例のうち,触診,視診,術前の冠動脈造影では冠動脈の正確な同定が不可能な症例は10例であった.これらの全症例において,われわれは高周波超音波装置にて埋没冠動脈の位置を予め同定した上で剥離を行い,安全に標的冠動脈を露出した.埋没冠動脈の同定に高周波超音波装置は有用で,より安全で確実な手術を行う一助になり得る.
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Coronary Association
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Journal of the Japanese Coronary Association 18 (3), 194-197, 2012
特定非営利活動法人 日本冠疾患学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679445691264
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- NII論文ID
- 130001928900
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- ISSN
- 21871949
- 13417703
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可