ERCP後に化膿性膵管炎を発症したIPMNの2例

• 上田 樹

  静岡県立総合病院 消化器科

• 菊山 正隆

  静岡県立総合病院 消化器科

• 松村 和宜

  静岡県立総合病院 消化器科

• 笹田 雄三

  磐田市立病院 消化器科

• 金 英幸

  金英幸内科・消化器科クリニック

• 室 博之

  静岡県立総合病院 病理科

書誌事項

タイトル別名

• SUPPRATIVE PANCREATIC DUCTITIS AFTER ENDOSCOPIC RETROGRADE CHOLANGIOPANCREATOGRAPHY IN TWO PATIENTS WITH INTRADUCTAL PAPILLARY MUCINOUS NEOPLASM

抄録

腹痛に伴い発熱や高度の炎症反応を呈する化膿性膵管炎（suppurative pancreatic ductitis，SPD）を発症したIPMNの2症例を経験した．症例1は主膵管型の76歳，女性．経乳頭的膵管生検実施2日後に発症．経乳頭的粘液摘出等にて軽快したが膵体尾部切除後35日に腸腰筋膿瘍にて死亡．症例2は膵頭部分枝型の82歳，女性．経乳頭的膵液細胞診実施9日後に発症し抗生剤投与にて軽快した．

収録刊行物

• 日本消化器内視鏡学会雑誌

  日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (5), 1671-1675, 2012

  一般社団法人 日本消化器内視鏡学会

キーワード

• 化膿性膵管炎
• ERCP
• IPMN

詳細情報

• CRID: 1390282679197795584
• NII論文ID: 10030961228
• NII書誌ID: AN00192102
• DOI: 10.11280/gee.54.1671
• ISSN: 18845738
• ISSN: 03871207
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2012256039
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可