Lowe症候群の1例

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  • Lowe syndrome in a 20-year-old male: the clinical course and genetic analysis in OCRL1
  • -OCRL-1遺伝子解析と20年の臨床経過-

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抄録

Lowe症候群の1症例について遺伝子解析を施行し,その後,長期に経過観察しえたので報告する。患児には,成長障害,先天性白内障,精神運動発達遅滞,近位尿細管機能障害,骨密度の低下などを認めLowe症候群と診断した。その後,家族歴の聴取を行い,親族を含めた遺伝子検索を施行した。その結果,本症の責任遺伝子であるOCRL-1遺伝子に新しい変異を見出した。患児は現在20歳であるが,低身長,精神発達遅滞,腎機能障害の進行などを認めているものの,比較的自立した生活を送っている。

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