書誌事項
- タイトル別名
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- Lowe syndrome in a 20-year-old male: the clinical course and genetic analysis in OCRL1
- -OCRL-1遺伝子解析と20年の臨床経過-
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抄録
Lowe症候群の1症例について遺伝子解析を施行し,その後,長期に経過観察しえたので報告する。患児には,成長障害,先天性白内障,精神運動発達遅滞,近位尿細管機能障害,骨密度の低下などを認めLowe症候群と診断した。その後,家族歴の聴取を行い,親族を含めた遺伝子検索を施行した。その結果,本症の責任遺伝子であるOCRL-1遺伝子に新しい変異を見出した。患児は現在20歳であるが,低身長,精神発達遅滞,腎機能障害の進行などを認めているものの,比較的自立した生活を送っている。
収録刊行物
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- 日本小児腎臓病学会雑誌
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日本小児腎臓病学会雑誌 24 (2), 211-217, 2011
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204339602816
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- NII論文ID
- 130002114188
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- ISSN
- 18813933
- 09152245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可