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- 岩井 紀子
- 大阪商業大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Current Picture and Overall Trends of the Japanese Family Based on JGSS Cumulative Data 2000-2010
- JGSS 2000 2010 カラ ミタ カゾク ノ ゲンジョウ ト ヘンカ
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抄録
本稿は,Japanese General Social Surveyのデータを基に日本の家族の変化をとらえ,現状を把握し,今後の方向について考える資料を提供する.2000年から2010年までに継続的に尋ねた85項目を14分野に分けて変化のトレンドを記述する:婚姻状態,同居世帯員,世帯構成,就労・所得,夫婦の働き方,階層意識,結婚観,性別役割意識・夫婦別姓,子ども観,セクシュアリティ,育児・介護の社会化,家族生活,墓についての意識,満足度・幸福感.個人も家族も,雇用情勢の変化に振り回されながらも,強い不満を抱くことなく,現実に向き合っている.若年層の無職・非正規雇用が拡大し,未婚率を押し上げ,未婚成人子の親との同居が増加した.女性の就業率は全体として高まり,M字の谷が浅くなった.高齢者の生活保障と介護の社会化に続いて,育児・教育の社会化が望まれている.若年層と女性の就労の変化が,家族の今後に与える影響は大きく,税制と雇用政策と福祉の全体像の改革に左右される.
収録刊行物
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- 家族社会学研究
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家族社会学研究 23 (1), 30-42, 2011
日本家族社会学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390001205316771200
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- NII論文ID
- 130002144069
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- NII書誌ID
- AN10092691
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- ISSN
- 18839290
- 0916328X
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- NDL書誌ID
- 11103556
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可