最近5年間におけるリソソーム病の出生前診断
書誌事項
- タイトル別名
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- Prenatal Diagosis of Lysosomal Diseases in Recent Five Years
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抄録
羊水, 培養羊水細胞, 絨毛ならびに培養絨毛細胞を試料として当該リソソーム酵素活性を測定し, 最近5年間に18例のリソソーム病の出生前診断を行った。今回行った出生前診断の対象疾患は, Tay-Sachs病8例, Krabbe病4例, l-cell病2例とNiemann-Pick病 (A型), 異染性脳白質ジストロフィー, Pompe病ならびにGaucher病が各1であり, このうちTay-Sachs病2例とKrabbe病1例が, 当該酵素活性の低下により, 患者と診断された。以前に出生した患児の遺伝子変異が同定されていたTay-Sachs病の1例では, アレル特異的オリゴヌクレオチドプロー ブを用いた遺伝子診断が併せて行われ, 対象の胎児は, 患者と判定された。この胎児は人工妊娠中絶されたが, 中絶後の胎児肝中のβ-hexosaminidase A活性は低く, 胎児診断が正しかったことが確認された。
収録刊行物
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- Japanese Journal of Clinical Chemistry
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Japanese Journal of Clinical Chemistry 23 (3), 221-227, 1994
一般社団法人 日本臨床化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679888674304
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- NII論文ID
- 130003357890
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- ISSN
- 21874077
- 03705633
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可