ラマン光学活性測定装置の開発とタンパク質の溶液中構造の解析

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Raman Optical Activity Spectrometer and Structural Analysis of Proteins in Solution
  • ラマン コウガク カッセイ ソクテイ ソウチ ノ カイハツ ト タンパクシツ ノ ヨウエキ チュウ コウゾウ ノ カイセキ

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抄録

ラマン光学活性(Raman optical activity; ROA)分光法は分子の光学活性を振動準位で観測する分光法である.その立体配座への鋭敏さと速いスペクトル時定数から,従来の方法とは異なった利点を持つ,新たな溶液中タンパク質の構造解析法と成りうる.本論文では著者らのROA測定装置の開発,インスリンアミロイド線維自然化過程のROA測定,及びインスリンROAバンドの量子力学計算による解析について述べる.

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 62 (5), 409-422, 2013

    公益社団法人 日本分析化学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (71)*注記

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