新規好中球機能検査法によるオリゴノールの機能解析

• 鈴木 克彦

  Faculty of Sport Sciences, Waseda University

• 泊 美樹

  Graduate School of Sport Sciences, Waseda University

• 菅間 薫

  Cooperative Major in Advanced Health Science, Tokyo University of Agriculture and Technology/Waseda University

• 北舘 健太郎

  Amino Up Chemical Co. Ltd

• 三浦 茂樹

  Faculty of Science and Engineering, Waseda University

• 吉岡 浩

  Faculty of Science and Engineering, Waseda University

• 森 有一

  Faculty of Science and Engineering, Waseda University

書誌事項

タイトル別名

• Functional Analyses of Oligonol by Novel Neutrophil Activity Measurement System
• シンキ コウチュウキュウ キノウ ケンサホウ ニ ヨル オリゴノール ノ キノウ カイセキ

抄録

ポリフェノールの好中球機能に及ぼす影響をオリゴノールとライチポリフェノールを用いて検討した．37℃ で加温したハイドロゲルに，オリゴノールまたはライチポリフェノールと全血，ルミノールを添加し，ハイドロゲル内に浸潤した好中球の遊走細胞数と活性酸素産生量を測定した．その結果，好中球の遊走能には影響は認められなかったが，活性酸素産生量は同様に 100 μg/ml 以上では有意に抑制されたが，より低濃度では好中球が活性化された．すなわち，ライチポリフェノールは 100 ng/ml～10 μg/ml では好中球活性酸素産生量を上昇させたが，オリゴノールはその程度が少なかったため，オリゴノールに含まれるカテキン類が低濃度域で抗酸化作用を発現した可能性とポリフェノールの低分子化や組成の変化が影響した可能性が示唆された．<br>

収録刊行物

• 日本補完代替医療学会誌

  日本補完代替医療学会誌 10 (1), 59-62, 2013

  日本補完代替医療学会

キーワード

• ポリフェノール
• オリゴノール
• 抗酸化作用

詳細情報

• CRID: 1390001205219110528
• NII論文ID: 130003365077
• NII書誌ID: AA12095429
• DOI: 10.1625/jcam.10.59
• ISSN: 13487930
• ISSN: 13487922
• NDL書誌ID: 024647477
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024647477
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/10/1/10_59/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2013222425
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可