胸部打撲5年後に発見されたMorgagni孔ヘルニアの1例

• 尾関 雄一

  防衛医科大学校呼吸器外科

• 門磨 聖子

  防衛医科大学校呼吸器外科

• 小森 和幸

  防衛医科大学校呼吸器外科

• 中山 健史

  防衛医科大学校呼吸器外科

• 橋本 博史

  防衛医科大学校呼吸器外科

• 前原 正明

  防衛医科大学校呼吸器外科

書誌事項

タイトル別名

• Video-assisted thoracic surgery for Morgagni hernia: A case report

抄録

外傷を契機に発症したと考えられるMorgagni孔ヘルニアの1例を経験し，胸腔鏡補助下に修復術を施行したので報告する．症例は67歳，女性．2011年10月，咳嗽を主訴に近医を受診し，胸部X線写真で右下肺野の異常影を指摘された．胸部CTで右胸肋三角部の横隔膜欠損部から内部に血管陰影を伴う大網が胸腔内に脱出している所見を認め，Morgagni孔ヘルニアと診断した．胸腔鏡補助下に小開胸を置き，直視下にヘルニア門を縫合閉鎖した．

収録刊行物

• 日本呼吸器外科学会雑誌

  日本呼吸器外科学会雑誌 27 (5), 616-620, 2013

  特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会

キーワード

• Morgagni孔ヘルニア
• 外傷性ヘルニア
• 胸腔鏡手術

詳細情報

• CRID: 1390001204361761920
• NII論文ID: 10031178605
• NII書誌ID: AN10467885
• DOI: 10.2995/jacsurg.27.616
• ISSN: 18814158
• ISSN: 09190945
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2014014307
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可