赤色102号中に微量存在するアゾ化合物の構造解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Structural Analysis of Subsidiary Tar Dyes Contained in Food Red No. 102
- アカイロ 102ゴウ チュウ ニ ビリョウ ソンザイ スル アゾ カゴウブツ ノ コウゾウ カイセキ
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抄録
赤色102号(R102)から,これまでに報告されていない3種類の微量不純物色素(A1,A2およびA3)を検出し,その化学構造を解析した.A1はLC-MSおよびNMRスペクトルから,国内の指定外着色料であるアゾルビン(AZO)であった.A2は指定外着色料でありR102の不純物として知られるファストレッドE(FRE)の構造異性体であった.A3はR102の骨格を有する過剰反応物であると推測された.これら3種の赤色不純物色素はいずれもR102の製造工程における副生成物と推定された.また,製造工程で同じジアゾニウム塩を使用する赤色2号(R2)においてもAZOが含有されることを確認したが,いずれの不純物とも色素粉末中に数十~1,000 ppmレベルの検出であった.
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 54 (3), 188-197, 2013
公益社団法人 日本食品衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204226133760
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- NII論文ID
- 130003369292
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXhsFSktr7L
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 024792411
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- PubMed
- 23863363
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可