書誌事項
- タイトル別名
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- ANORECTAL CONDYLOMA ACUMINATUM TREATED WITH ENDOSCOPIC SUBMUCOSAL DISSECTION
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抄録
症例は76歳女性.貧血精査に施行した下部消化管内視鏡検査で肛門管から直腸下部にかけて褪色調の扁平隆起性病変を認めた.腺腫または腺癌を否定できず,病変の局在から内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)での治療を行った.病理診断はCondyloma acuminatumであった.その後3カ月後の経過観察で微小再発病変を認め焼灼術を施行した.その後の再発は認めていない.肛門周囲には異常を認めず直腸下部,肛門管内のみに存在したCondyloma acuminatumを経験した.同病変に対するESDでの治療を行った報告例はなく貴重な症例と考え報告する.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 55 (2), 281-286, 2013
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204222591744
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- NII論文ID
- 10031163760
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可