書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF COLLAGENOUS COLITIS WITH SYMPTOMS SIMILAR TO THOSE OF ISCHEMIC COLITIS
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抄録
患者は86歳,女性.逆流性食道炎症状に対しランソプラゾールを内服していた.突然の臍周囲痛,数回の下痢,血便を認め入院となった.大腸内視鏡検査では脾弯曲付近の下行結腸に数cmの粘膜裂創と,遠位下行結腸にも凝血塊で覆われた縦走潰瘍を認めた.生検にて被蓋上皮直下にcollagen bandの肥厚と粘膜固有層内に慢性炎症細胞浸潤を認め,collagenous colitisと診断した.ランソプラゾールを中止後,症状は改善した.6カ月後の大腸内視鏡では縦走潰瘍は瘢痕化し,病理組織所見でもcollagen bandの肥厚はほとんど消失していた.通常は慢性下痢症状で発症するcollagenous colitisであるが,急激な腹痛,血便の虚血性大腸炎様症状で急性発症した点が特異的であった.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 55 (6), 1842-1847, 2013
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204222043392
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- NII論文ID
- 10031189905
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可