偶発的外傷より発症したマウス眼球癆の1症例
書誌事項
- タイトル別名
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- Traumatic Phthisis Bulbi in a Mouse
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抄録
非臨床安全性試験の背景データ収集のために当研究所に導入した60匹(雌雄各30匹)のCrlj: CD1 (ICR)マウスのうち、雌の1匹に対して実験中に過誤により右眼に外傷を負わせた。経時的に観察した結果、受傷時(第1病日)に眼窩からの出血、眼球突出、角膜混濁がみられ、第3病日から眼球の小型化(萎縮)、第6病日から前房出血及び著しい水晶体混濁が観察された。このうち、眼球萎縮と水晶体混濁は剖検を行った第28病日まで継続した。組織学的検査の結果、眼球内各全組織の変性がみられた。このことから本症例は眼球癆と診断され、その発症は受傷後5日以内と考えられた。外傷による眼球癆は、医学的には多くの報告があるが、実験用マウスにおいても同様の所見が確認された。
収録刊行物
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- 比較眼科研究
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比較眼科研究 26 (0), 19-24, 2007
比較眼科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679178304384
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- NII論文ID
- 130003378073
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- ISSN
- 21858446
- 02867486
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可