書誌事項
- タイトル別名
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- A case of adult T-cell leukemia/lymphoma, with developed erythroderma as an initial sympton
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抄録
55歳,女性。初診の3ヵ月前より全身に紅斑が出現し,尋常性乾癬として近医で加療を続けるも難治であった。血液検査にて抗HTLV-1抗体陽性であったため成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)を疑われ紹介受診した。初診時は乾癬性紅皮症様の臨床像を呈しており,皮膚生検を行ったが異型リンパ球の浸潤は認められなかった。1ヵ月後に右側腹部の腫瘤と表在リンパ節腫脹が出現し,病理組織所見で異型リンパ球の密な浸潤が認められた。さらに同時期より血液中にflower cellも出現し最終的に白血化した急性型ATLLと診断した。化学療法を開始するも奏効せず,初診より4ヵ月後に死亡した。紅皮症の原因疾患は多岐にわたるが,自験例のようにATLLの非特異診のことがある。紅皮症を呈するATLL患者は予後不良の急性型である可能性が高いので,紅皮症の鑑別の一つとして特に注意を要すると考えられた。
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 27 (3), 387-392, 2013
日本皮膚悪性腫瘍学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204335280128
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- NII論文ID
- 130003378157
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可