左総腸骨静脈spurに関する組織学的検討

DOI 被引用文献1件 参考文献13件
  • 三岡 裕貴
    Medical student of Aichi Medical University, Aichi, Japan
  • 太田 敬
    Department of Surgery, Division of Vascular Surgery, Aichi Medical University, Aichi, Japan
  • 林 省吾
    Medical Education Center, Aichi Medical University, Aichi, Japan Department of Anatomy, Aichi Medical University, Aichi, Japan
  • 横井 豊治
    Department of Diagnostic Pathology, Aichi Medical University Hospital, Aichi, Japan
  • 有馬 隆紘
    Medical student of Aichi Medical University, Aichi, Japan
  • 浅本 憲
    Department of Anatomy, Aichi Medical University, Aichi, Japan
  • 中野 隆
    Department of Anatomy, Aichi Medical University, Aichi, Japan

書誌事項

タイトル別名
  • Histological Study on the Left Common Iliac Vein Spur

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抄録

要　旨：左総腸骨静脈内にみられるspurの頻度および解剖学的，組織学的検討から，その形成機序につき検討した。対象とした解剖実習用の遺体28例中6例(21.4%)にspurを認めた。組織学的には，spurの辺縁に内膜と内弾性板を共通して有していたが，その内部構造にバリエーションが認められた。肉眼的には同様であると思われるspurの形成機序には先天性や圧迫などの複数の要因があると考えられた。

収録刊行物

  • 脈管学

    脈管学 53 (April), 43-47, 2013

    日本脈管学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (13)*注記

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