人間ドック子宮頸癌検診におけるサイトブラシ導入について

• 矢野 方夫

  牧田総合病院附属健診センター

• 笹森 典雄

  牧田総合病院附属健診センター

• 奥脇 淳夫

  牧田総合病院附属病理科

• 牧田 芳久

  牧田総合病院附属病理科

書誌事項

タイトル別名

• Introduction of a cytobrush in medical screenings for cervical carcinoma

抄録

人間ドック子宮頸癌検診において,健常者集団で,しかも未婚や未産が増加し,さらに少子化や高齢化しつつある現今,コルポスコピー診不適例や頸管の狭小化が目立っている。このような理由で,従来使用している綿棒による細胞採取は不十分なため,当健診センターでは,平成8年4月からサイトブラシを導入し比較検討した。すなわち(1) 変性のない頸管内膜細胞の採取は可能か否か,(2) 採取細胞量の多寡,(3) 狭小化した子宮頸管内へは容易に挿入が可能か否か,(4) 病理細胞診断不能例の有無などの項目について調査した結果,綿棒と比較しサイトブラシの有用性が認められた。

収録刊行物

• Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock

  Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock 16 (2), 171-174, 2001

  公益社団法人 日本人間ドック学会

キーワード

• サイトブラシ
• コルポスコピー診不適例
• 子宮頸管内膜細胞腱康医学

詳細情報

• CRID: 1390001204336550400
• NII論文ID: 130003380896
• DOI: 10.11320/ningendock1986.16.171
• ISSN: 21865019
• ISSN: 09140328
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2002127903
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可