CPT-11/MMC併用療法が有効であった胃真性癌肉腫の1例

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  • A case of gastric carcinosarcoma treated with surgical resection and irinotecan and mitomycin C combination therapy

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抄録

59歳男性.黒色便を契機に上部消化管内視鏡検査を施行.噴門部直下に潰瘍をともなう隆起性病変を認め,生検で腺癌と診断された.急速に増大し,肝転移も認めたが,出血管理目的に胃全摘術を施行した結果,骨肉腫への分化をともなう真性癌肉腫と診断された.S-1/CDDP併用療法は無効であったがCPT-11/MMC併用療法を3コース施行し,部分奏効を得た.同レジメンが骨肉腫への分化をともなう胃癌肉腫に有効であったと考え,報告する.<br>

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