Risk free renal biopsy —尿沈渣は宝の山—

• 横山 貴

  東京女子医科大学病院中央検査部検体検査室一般検査

• 菅原 典子

  東京女子医科大学腎臓小児科

• 服部 元史

  東京女子医科大学腎臓小児科

書誌事項

タイトル別名

• Risk free renal biopsy—urinary sediment is a treasure troves—
• Risk free renal biopsy^|^#8212;urinary sediment is a treasure troves^|^#8212;

抄録

尿検査(尿定性，尿沈渣検査)は，各種腎炎，尿路感染症，尿路系腫瘍の診断，時に尿路以外で起きた疾患の把握もでき，臨床へ有用な情報を提供してくれる簡便かつ非侵襲的な検査である。特に尿沈渣検査では，糸球体型赤血球数と糸球体病変の程度との関係，ネフローゼ症候群(NS)における尿細管上皮細胞数と循環血液量および血管内脱水との関係，硝子円柱をはじめとした円柱類の排出数は腎機能との関係，卵円形脂肪体の排出数は尿蛋白量およびその期間との関係が考えられる。

収録刊行物

• 日本小児腎臓病学会雑誌

  日本小児腎臓病学会雑誌 26 (1), 27-32, 2013

  一般社団法人 日本小児腎臓病学会

キーワード

• 血尿
• 尿細管上皮細胞
• 卵円形脂肪体
• 円柱
• IgA腎症
• ネフローゼ症候群

詳細情報

• CRID: 1390282679317061888
• NII論文ID: 130003384537
• DOI: 10.3165/jjpn.26.27
• ISSN: 18813933
• ISSN: 09152245
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2013254913
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可