書誌事項
- タイトル別名
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- The Epidemiology and Classification of Anal Fistula
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抄録
痔瘻の疫学に関する前向きのコホート研究はなく,retrospectiveな研究結果からは下痢の症例に痔瘻は多く,圧倒的に男性に多い.痔瘻の発症は肛門小窩から細菌が侵入して内外括約筋間に存在する肛門腺に感染巣(原発巣)を形成するcrypt-glandular infection theoryが支持されている.肥満症例に痔瘻が増加していることは非肥満の脂肪組織内ではM2マクロファージが炎症性変化を抑制するが,肥満の肪組織内では活性型M1マクロファージが多くの炎症性サイトカインを分泌して逆に脂肪組織内の炎症性変化を促進することから説明できる.正しい診断を得て,痔瘻根治術を正確に施行できるためには痔瘻の原発口,原発巣,瘻管の走行,二次口の各々の位置と立体的な全体像を正確に把握できる分類が必要である.広く認められているParksの分類と隅越の分類を図示して詳記した.後方深部隙と坐骨直腸窩中隔により分類した栗原の分類は新しい観点からの分類である.
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 66 (10), 991-998, 2013
日本大腸肛門病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679831770752
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- NII論文ID
- 130003385077
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可