茨城県におけるハスモンヨトウの薬剤感受性

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タイトル別名
  • Insecticide Susceptibility of Common Cutworm, <i>Spodoptera litura</i> (Fabricius) in Ibaraki Prefecture

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抄録

茨城県内で採集したハスモンヨトウ4個体群の3齢幼虫に対し,11種類の殺虫剤について葉片浸漬法による薬剤感受性検定を実施した。その結果,レピメクチン乳剤,フルベンジアミド水和剤,エマメクチン安息香酸塩乳剤は処理3日後における補正死虫率が全ての個体群で90%以上であったことから,速効性で安定した効果があると考えられた。MEP乳剤,エトフェンプロックス乳剤,メトキシフェノジド水和剤およびピリダリル水和剤は,処理7日後の補正死虫率の平均値が90%以上であり,高い防除効果が得られると考えられた。PAP乳剤,インドキサカルブMP水和剤,BT水和剤は採集地によっては補正死虫率が低く,感受性低下の可能性が示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205195385984
  • NII論文ID
    10031140722
  • NII書誌ID
    AA11497675
  • DOI
    10.11337/ktpps.2012.135
  • ISSN
    18842879
    13471899
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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