2カ所の大腸悪性狭窄を伴う治癒切除不能大腸癌においてself-expandable metallic stentが有効であった1例
書誌事項
- タイトル別名
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- DEFINITIVE PALLIATION USING A SELF-EXPANDABLE METALLIC STENT IN A PATIENT WITH TWO INCURABLE MALIGNANT COLONIC OBSTRUCTIONS : A CASE REPORT
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抄録
患者は88歳.体重減少を主訴に来院.CTにて上行結腸癌およびDouglas窩転移が疑われた.大腸内視鏡では直腸S状結腸部に通過不能の狭窄を認めた.Self-expandable metallic stent(SEMS)を挿入し,内視鏡にてSEMS内を通過,上行結腸癌を確認した.さらに通過不能の同部位にSEMSを挿入した.本症例では肛門側の狭窄にSEMSを留置することにより,口側病変の組織診断が可能となった.また,SEMSにて2カ所の大腸悪性狭窄を解除し,外科手術を回避,良好なQOLを得ることが出来た.閉塞を伴う治癒切除不能大腸癌に対する緩和的SEMSについて文献的考察を含めて報告する.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 55 (11), 3580-3588, 2013
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679197419520
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- NII論文ID
- 130003386593
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可