ESDで治療し得た<I>Helicobacter. pylori</I>陰性の胃型分化型胃腺癌の1例

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  • A CASE OF <I>HELICOBACTER. PYLORI</I>-NEGATIVE DIFFERENTIATED-TYPE GASTRIC CARCINOMA WITH A GASTRIC MUCIN PHENOTYPE TREATED BY ESD

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抄録

症例は50歳代,女性.胃体中部大弯前壁側の3cm大の深達度Mの0-IIc型分化型腺癌と診断され,ESDを施行された.病理組織は,深達度Mの高分化型腺癌で治癒切除であり,免疫染色の結果から胃型分化型腺癌と診断された.また,鏡検法,血清Helicobacter. pyloriH. pylori)抗体,尿素呼気試験いずれも陰性であり,H. pylori除菌歴もなく,H. pylori未感染と考えられた.ESDで治療し得たH. pylori陰性の胃型分化型腺癌の稀な1例を経験した.

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