EVAR術後遠隔期エンドリークとその対策

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タイトル別名
  • Strategy for Diagnosis and Treatment of Endoleak after EVAR at Early and Mid-term Follow-up

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抄録

要 旨:EVAR術後早期・中期エンドリーク(EL)の診断と治療を検討し,その対策を知ることを目的とした。6カ月以上follow-upできたEVAR 181例のうち6例3.3%にtype IまたはV ELが残存し,4例でグラフト脚延長術が行われ,経過は良好であった。Type II ELは30例16.6%に残存し,5例16.7%で瘤径が拡大し,4例でコイル塞栓術が試みられた。そのうち中期に1例で開腹移行が必要であったが,破裂例はなかった。瘤径拡大を伴うtype II ELは良性ではなく,画像診断による厳重なfollow-upと再インターベンションが必須である。

収録刊行物

  • 脈管学

    脈管学 53 (November), 171-177, 2013

    日本脈管学会

参考文献 (9)*注記

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