気管支拡張症に続発し,急性壊死性食道炎をともなったAAアミロイドーシスの1例

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  • A case of acute necrotizing esophagitis associated with AA amyloidosis secondary to bronchiectasis

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抄録

症例は82歳女性.20年来の気管支拡張症の加療歴あり.食欲不振,下痢のため入院.S状結腸鏡で多発する発赤とびらんを認め,病理所見から続発性/反応性AAアミロイドーシスと診断された.上部消化管内視鏡では食道に暗褐色調粘膜を認め,急性壊死性食道炎と診断した.また,胃に多発するびらん,十二指腸に広範な地図状びらんを認めた.アミロイドーシスの急性壊死性食道炎合併例は既報がなく,極めてまれと考えられた.<br>

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