アユのエドワジエラ・イクタルリ感染症に対する薬剤の有効性

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献5件
  • 河東 康彦
    広島大学大学院生物圏科学研究科 (独)水産総合研究センター増養殖研究所
  • 山田 康生
    広島大学大学院生物圏科学研究科
  • 永井 崇裕
    広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター
  • Ebtsam Sayed Hassan
    広島大学大学院生物圏科学研究科 アシュート大学獣医学部
  • 中井 敏博
    広島大学大学院生物圏科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Efficacy of Chemotherapeutics against Experimentally Infected Ayu <i>Plecoglossus altivelis</i> with <i>Edwardsiella ictaluri</i>
  • アユ ノ エドワジエラ ・ イクタルリ カンセンショウ ニ タイスル ヤクザイ ノ ユウコウセイ
  • Efficacy of Chemotherapeutics against Experimentally Infected Ayu Plecoglossus altivelis with Edwardsiella ictaluri

この論文をさがす

抄録

アユのエドワジエラ・イクタルリ（Edwardsiella ictaluri）感染症に対する有効な薬剤を明らかにすることを目的として，アユに対して使用が認められている水産用医薬品（6薬剤）の抗菌活性を調べた結果，本菌はスルフィソゾールとスルファモノメトキシンには感受性が低く，フロルフェニコール，オキソリン酸，オリメトプリムおよびスルファモノメトキシン・オリメトプリム配合剤に高い感受性を示した。このうちの3薬剤（フロルフェニコール，オキソリン酸，スルフィソゾール）について，実験感染させたアユに対する経口投与による薬剤治療試験をおこなった結果，フロルフェニコールとオキソリン酸では優れた治療成績が得られ，またスルフィソゾールでは延命効果が認められた。

収録刊行物

  • 魚病研究

    魚病研究 49 (1), 23-26, 2014

    日本魚病学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (5)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ