正中型巨大腰椎椎間板ヘルニアに対する手術

  • 新井 大輔
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
  • 花北 順哉
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
  • 高橋 敏行
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
  • 渡邊 水樹
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
  • 富永 貴志
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
  • 河岡 大悟
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
  • 堀川 恭平
    藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター

書誌事項

タイトル別名
  • Surgical Approaches to the Lumbar Midline Huge Disc Herniation

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抄録

 正中型ヘルニア, 特に正中型巨大ヘルニアに対して通常のLove法では摘出に難渋することがある. <br> 今回われわれが過去7年間に経験した正中型巨大ヘルニア症例を対象に, 選択した術式の優劣について検討を行った. 今回のシリーズで椎間板ヘルニア摘出に際して採用したアプローチとしては片側部分椎弓切除によるアプローチを行ったもの5例, 両側椎弓切除によるアプローチを行ったもの5例, 一側の椎間関節切除を行い, ヘルニア塊摘出後に椎弓根スクリュー法による固定を行ったもの1例, 経硬膜到達法によるアプローチを行ったもの1例だった. <br> どの術式にも一長一短があり, 術前の画像を詳細に評価し, 症例ごとに適切な手術法を選択するべきである.

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参考文献 (19)*注記

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