書誌事項
- タイトル別名
-
- Remote Epilepsy Clinic using a Video Conferencing System
この論文をさがす
抄録
正確なてんかん診断には詳細かつ的確な病歴聴取が必須であるが, 全国のてんかん専門医数は限られており, 地域医療の現場では専門医による早期介入が困難である. <br> 本研究では, 東日本大震災の被災地にある公立病院脳神経外科を受診したてんかんあるいはてんかんを疑われた患者9例 (15~53歳, 男性5例) を対象に, 大学病院てんかん科の専門医が, インターネットを介したテレビ会議システムを用いて遠隔外来診察を試みた. 4例は治療方針検討, 5例は診断目的の受診で, 全例において通常の対面外来診察と同等の診療が可能であった. 診療報酬上の措置がないなど運営上の問題点はあるものの, 過疎地域への医療支援として今後の応用が期待される.
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Neurosurgery
-
Japanese Journal of Neurosurgery 23 (2), 136-140, 2014
日本脳神経外科コングレス
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204406830592
-
- NII論文ID
- 130003397694
-
- ISSN
- 21873100
- 0917950X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可