部分的脛骨神経切除術による子牛の痙攣性不全麻痺の一治療例(短報)

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  • A successful case of spastic paresis in a calf by partial tibial neurectomy.

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抄録

牛の痙攣性不全麻痺に特徴的な臨床症状・経過が認められた6ヵ月齢のホルスタイン種雌牛に遭遇し,部分的脛骨神経切除術により,これを治癒に導くことができた.本症例は我が国で最初の牛痙攣性不全麻痺の治験例と思われ,IBRワクチン注射に基づく神経損傷あるいはワクチン注射時の騒擾・転倒に基づく大腿部の挫傷が,その発生原因であろうと推察された.

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