Sarcocystis tenella from the sheep in Japan (Protozoa, apicomplexa).

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Other Title
  • 本邦の羊から得られたサルコシスチス(住肉胞子虫) S. tenella
  • 本邦の羊から得られたサルコシスチス(住肉胞子虫)S.tenella〔英文〕
  • ホンポウ ノ ヒツジ カラ エラレタ サルコシスチス ジュウニク ホウシチュウ

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Abstract

サルコシスチスの検査を, 新潟県18頭, 群馬県15頭および埼玉県3頭の合計36頭について実施した. その結果, 新潟県2/18頭群馬県14/15頭が陽性であったが埼玉県の材料はすべて陰性であった. 群馬県の材料から得られたcystを, 犬, 猫に投与したところ8日目に犬からsporocystの排池が認められた. Cystは長楕円形, 壁は薄く柵状構造を呈し大きさは520.60±55.07×57.72±4.45μmであった. Gametogonyは, 主として十二指腸から回腸の上皮組織にみられ一部は粘膜固有層でも認められた. 羊より報告されている既知の4種と比較した結果, Sarcocystis tenella (Railliet, 1886) Moule, 1886と同定された.

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