ポーラログラフィー反応電流によるエチレングリコールビス(2-アミノエチルエーテル)四酢酸カドミウム錯体の解離反応

• 藤沢 忠

  山形大学工業短期大学部応用化学科

• 田中 信行

  東北大学理学部化学科

書誌事項

タイトル別名

• Studies on the Dissociation Reaction of Cadmium [Ethylene glycol bis(2-aminoethyl ether)] tetraacetate Complexes with the Aid of the Polarographic Kinetic Current

抄録

エチレングリコールピス(2-アミノエチルエーテル)四酢酸(EGTA)カドミウム錯体は,酢酸塩緩衝溶液中において解離反応に基づく反応電流を示す。<BR>EGTAと多量のカルシウムイオンを含む酢酸塩緩衝溶液中で,塩素イオンを加えて反応寛流を測定し,Korytaの式と各錯体の安定度定数値から(1)式の解離反応の速度定数を決定した。測定したpH範囲においてはa(2)式中の水素イオンの一次の項が支配的で,25℃ におけるk_Oおよびk₁の値はそれぞれ1.4×10^-3see^-1と1.8×10²[H⁺]sec^-1であった。

収録刊行物

• 日本化學雜誌

  日本化學雜誌 89 (12), 1206-1208, 1968

  The Chemical Society of Japan

キーワード

• General Medicine

詳細情報

• CRID: 1390282680126710144
• NII論文ID: 130003511629
• DOI: 10.1246/nikkashi1948.89.12_1206
• COI: 1:CAS:528:DyaF1MXpt1Khsw%3D%3D
• ISSN: 21850917
• ISSN: 03695387
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1948/89/12/89_12_1206/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可