繰り返し曲げを受けるRC梁の消費エネルギーによる破壊特性評価

DOI Web Site Web Site 被引用文献7件
  • 魚本 健人
    社団法人 土木学会 東京大学生産技術研究所
  • 矢島 哲司
    社団法人 土木学会 芝浦工業大学工学部土木工学科
  • 本郷 和徳
    社団法人 土木学会 芝浦工業大学工学部大学院

書誌事項

タイトル別名
  • DAMAGE EVALUATION OF REINFORCED CONCRETE BEAMS SUBJECTED TO CYCLIC BENDING MOMENT USING DISSIPATED ENERGY
  • クリカエシ マゲ オ ウケル RC ハリ ノ ショウヒ エネルギー ニ ヨル

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抄録

本研究は, せん断スパン比 (a/d) および腹鉄筋比を変化させた曲げ破壊するRC単純梁を対象に, 変位制御による各種変位の正負繰り返し載荷を行い, 破壊時までの消費エネルギー量を求めてそれを加算した累積消費エネルギー量を算定した. その結果, 破壊形態は主に鉄筋の破断であり, 載荷変位および載荷履歴の相違にもかかわらず, ほぼ同一の累積消費エネルギー量で破壊した. この破壊形態においては累積消費エネルギー量によって破壊時までの載荷回数の推定が出来る可能性が示された.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1993 (460), 85-91, 1993-02-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (7)*注記

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