耳鳴患者に対するメシル酸ジヒドロエルゴトキシンおよびフマル酸プロビンカミン併用療法による臨床治験

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タイトル別名
  • Clinical experience by combined therapy with dihydroergotoxine mesylate and brovincamine fumarate for tinnitus patient.

抄録

脳代謝改善剤のHydergine ® および脳血流改善剤のSabr0mine ® の併用療法を26例の耳鳴患者に行った。少なくとも12週以上の経過観察を行ったのちその効果について検討した。耳鳴の大きさに関して, 軽度改善以上が自覚的に69.7%認められた。また, 84.6%の症例において耳鳴およびそれに関与する全般症状の軽度改善以上を認めた。副作用に関しては2例で腹部不快感がみられたが, 減量および中止によって改善した。本併用療法は有効性が高く, また, 安全な療法と考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204949777664
  • NII論文ID
    130003974582
  • DOI
    10.11453/orltokyo1958.34.supplement3_271
  • ISSN
    18836429
    03869687
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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