猫の膿胸6症例における分離嫌気性細菌の薬剤感受性に基づく薬剤選択の治療効果

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タイトル別名
  • Clinical Efficacy of Antibiotics Selected on the Basis of Susceptibility of Anaerobes Isolated from Six Cases of Feline Pyothorax
  • ネコ ノ ノウキョウ 6 ショウレイ ニ オケル ブンリ ケンキセイ サイキン ノ ヤクザイ カンジュセイ ニ モトヅク ヤクザイ センタク ノ チリョウ コウカ

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抄録

猫の膿胸6症例において, 胸腔膿汁より分離した嫌気性および通性嫌気性細菌の薬剤感受性成績に基づいて選択した抗菌剤を用いて, 投与ならびに胸腔洗浄を行なった.その結果, いずれの症例も洗浄治療日数は3~7日と短縮し, 早期に回復治癒し, さらに再発は認められず予後は良好であった.胸腔膿汁より分離された菌種は, Bacteroides, Fnsobacterium, Preootella, Peptostreptococcns, Eubacterinm, Porphyronzonas, Black-pigmented GNR Gronp, Pastenrellaであり, 口腔内常在菌あるいは皮下膿瘍分離菌と類似した.

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参考文献 (15)*注記

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