1992年から2005年に沖縄県の動物および環境から分離された<I>Salmonella</I>の血清型と薬剤耐性

• 又吉 正直

  沖縄県家畜衛生試験場

• 大城 聡

  沖縄県北部家畜保健衛生所

• 新田 芳樹

  沖縄県家畜衛生試験場

• 多嘉良 功

  沖縄県北部家畜保健衛生所

• 高木 和香子

  沖縄県中央家畜保健衛生所

• 安里 仁

  沖縄県中央家畜保健衛生所

• 座喜味 聡

  沖縄県家畜衛生試験場

• 貝賀 眞俊

  沖縄県中央家畜保健衛生所

書誌事項

タイトル別名

• Serovar-Distribution and Antimicrobial Resistance of <I>Salmonella enterica</I> Isolates from Farm Animals, Wild Animals and their Environment in Okinawa Prefecturebetween 1992 and 2005
• 1992年から2005年に沖縄県の動物および環境から分離されたSalmonellaの血清型と薬剤耐性
• 1992ネン カラ 2005ネン ニ オキナワケン ノ ドウブツ オヨビ カンキョウ カラ ブンリ サレタ Salmonella ノ ケッセイガタ ト ヤクザイ タイセイ
• Serovar-Distribution and Antimicrobial Resistance of Salmonella enterica Isolates from Farm Animals, Wild Animals and their Environment in Okinawa Prefecturebetween 1992 and 2005

抄録

1992～2005年に沖縄県の56農場で動物および飼育環境から分離したSalmonella 549株の血清型と薬剤感受性を調査した.畜種別では採卵鶏402株, 乳牛43株, 豚28株, ブロイラー21株, 肉用牛5株, 烏骨鶏4株, 馬1株, 山羊1株, その他44株である.供試株はBareilly 9.5%, Weltevreden 8.4%, Enteritidis 7.7%, Newport 7.5%, Typhimurium 7.3%など61血清型に型別された.薬剤別耐性はオキシテトラサイクリン18.0%, ストレプトマイシン17.3%, アンピシリン6.4%, カナマイシン5.1%, クロラムフェニコール4.4%, セフロキシム0.7%, ナリジクス酸0, 2%であった.5剤耐性を示した12株を最高に22, 6%の株が11薬剤のいずれかに耐性であった.セフロキシムを含む5剤耐性を示したNewport4株でblaCMY遺伝子が確認された.1992年に乳牛から分離されたTyphimurium 1株がDT104に型別された.

収録刊行物

• 日本獣医師会雑誌

  日本獣医師会雑誌 59 (4), 259-265, 2006

  公益社団法人 日本獣医師会

キーワード

• bla<SUB>CMY</SUB>遺伝子
• 薬剤耐性
• DT104
• 血清型

詳細情報

• CRID: 1390001204710543232
• NII論文ID: 10018129036
• NII書誌ID: AN00191857
• DOI: 10.12935/jvma1951.59.259
• COI: 1:CAS:528:DC%2BD28Xks1eqsro%3D
• ISSN: 21860211
• ISSN: 04466454
• NDL書誌ID: 7873806
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030731449
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7873806
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2006148875
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可